ムジくら

人生を深く考えてみたり、研究した軌跡を残す40代HSP主婦のぐだぐだ日記。

禅の思想とHSPは相性が良い。

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禅と、HSP。

わたしは2016年頃、

「シンプルライフ」とか「丁寧な生活」とか「禅」にハマっていて、当時本屋さんに並んでいた人気の本などを買ったり、図書館でいろいろ借りたりして読みまくったことがある。

(1年で100冊近く読んだかも。)

そこでうっすらと、禅の思想と自分って、なんかとっても相性が良い気がすると感じていた。

当時はまだ自分がHSP気質であるということは知らなかったけど、

実際に自分にできる範囲内で、シンプルな生活とか「禅」的考え方を取り入れて生活をしてみると、とても気が休まるというかしっくりくるというか、気持ちがラクになるような感覚があった。

常に時間に追われているような気がしていたり、人といるとそちらが気になって自分のことに集中できなかったり、自分の気持ちは後回しにしてとにかく周りを優先しがちだったり、音や光や匂いなどの刺激を受けやすいHSPは、

日々至るところで気づかぬうちに精神が消耗していたようで。気がつけば、もともと片付けが苦手なのに輪をかけて部屋はゴチャゴチャになって、掃除をする気力もなく億劫になっていたり。

どんどん悪循環になってしまって、精神が休まらない状態になっていた。

でも、そういった禅の本に出会い、

本当に必要ないものを少しづつ減らしてみたり、生活をちょっとずつシンプルにしてみると、余計なことを考える時間が減ってきてストレスも減り、スムーズにいくようになってきたのです。

わたしが実際にやったこと

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具体的にわたしがやってみたことを思い出せる範囲で書いてみると、

  1. 1年以上つかっていないもの、服などを減らしてみる。
  2. 朝早く起きて、ゆっくり手帳タイムをとる。
  3. 床を毎日ぞうきんがけする。
  4. 靴を脱いだら、綺麗に整える。
  5. 1週間の食事メニューを、ファミレスの日替わり定食風に固定化してみる。
  6. 掃除をする日、洗濯する日を曜日ごとに固定してみる。布団を干す日、シーツを洗濯する日などは記録し定期的に見直す。
  7. 趣味に没頭する時間を作る。

などです。定着して良かった、自分に合っていたと思えるものです。

(他にもちょこちょこしたものは色々あったと思うけど思い出せなかった^^;)

ひとつづつ深掘りしていくと、

モノを減らす。

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「いつか使うかも、なんかもったいないし…」と、モノがドンドン増えていき、片付ける場所もなくなり、気づけばモノであふれかえる生活になっていたのですが、「今、本当に必要かどうか」で考えられるようになって、これはなくても大丈夫かも…というものを手放せるようになってきました。

これは、わたしにとっては結構な進歩でした。

それと同時に、その時の気分で衝動的な買い物もしなくなったので、無駄使いも減り、お金を貯められるようになってきたのも大きいです。

10~20代の頃は、使うかもわからない雑貨や服などを「なんか可愛い」という基準だけで次々と買っていたのです。

手帳タイム。

ほぼ日手帳と能率手帳にハマったのもあって日記や家計簿、ライフログを書くようになりました。

そもそも元から文字や絵をかくのが大好きだったりもするんですけど

自分の性格とか、生活のリズムや癖などが改めてよくわかるようになり、頭の中がスッキリするようになってきました。

だんだん物忘れも激しくなってきた年代なのもあいまって記録することの大切さを日々実感しています。

早朝の静かな時間帯にラジオやお気に入りの曲などをかけてコーヒーを飲みながらゆったりすると、とても癒されるひとときになります。

何年か前までわたしは🐼さんのお仕事の時間帯の都合で、朝4時に起きるという生活を10年以上続けていました。

その前は、逆に深夜の時間帯に起きる生活の時もあったのですが、やっぱり朝早く起きるようになってからのほうが、心身ともに調子が良いのです。

朝の静けさと、暗い空がだんだん明るくなっていく感じ、明け方の澄んだ空気が好き。

(2023年の現在は、また少し違う生活のリズムになっていますが)

靴とか、雑巾がけ。

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「禅」の思想で日常のちょっとしたことをちゃんとしっかりやってみると、

「気持ちが整ってくる」という感覚がだんだんわかってきました。

靴を揃えるのもそうですし、

最初は「雑巾がけなんてめんどくさいからきっと無理」と思っていたのですが、試しにやってみると、

ぞうきんでピカピカになった床はとてもきれいで視覚的にも気持ちが良く、その日1日スッキリとした気分で過ごせるようになったのは、新たな発見でした。

当時はワンルームのアパートに住んでいたので実際の面積はそんなに広くなかったので続けることができました。

広いお家で全部のお部屋を毎日やるのが大変な場合は、1日ごとに場所を決めてやるのも良いと思います。

(疲れてできない日があっても良し。時間がない時はクイックルワイパーでもOKという救済的なゆるいマイルールも作れば尚良し!)

雑巾がけを毎日やれば掃除機はそんなにしなくても大丈夫なので気がラクです。

メニューや家事のルーティン。

これも元々ズボラで雑な自分の性格にはできるかな?と思ったのですが、

やってみると意外とハマって、毎回ごはんのメニューで悩むことから少し開放された感じとか、家事の億劫さが減って気がラクになりました。

ファミレスや定食屋さんの日替わりメニューをまねっこして、

「月曜日は肉料理、火曜日はお魚…土曜日はカレーorハヤシライス、日曜日はパスタ」みたいな大まかな決まりを作って、そのカテゴリーでメニューを決めるようにしました。

少しでも考える負担を減らしていく、みたいな感じです。

「自分に無理のない、できる範囲の決めごと」を決めた日にただやるだけでいい。

それがポイントです。

毎回、いちいち1から「今日は何にしよう」ではなく、考える工程をひとつ減らすだけでもかなり気持ちにゆとりが生まれてきます。

シーツの洗濯や布団を干すのも前回いつやったかすぐ忘れてしまうので手帳に記録して、定期的にやれるような仕組みやルールを自分の中で作っていきました。

それまでのわたしは「あーそろそろ掃除しなくちゃなぁ」とか「めんどくさいなぁ」と思うことが多かったのですが、

それも「この曜日にやる!」と決めてしまえばある種の覚悟ができるので、いちいち「めんどくさい」と思うこと自体がなくなって気持ち的にラクになっていきました。

趣味に没頭。

好きなことに没頭している時間って、日常のめんどくさいアレコレを考えなくて済むのでとても大事だと思っています。

わたしにとっては手帳タイムとか好きな本をよむ時間、ゲームをしている時間がそれにあたります。あと、睡眠は充分取って脳を休ませる時間も必要だったり。

「何もかも忘れて好きなことを楽しむ時間」とか「何も気にせずひとりでゆっくりする時間」はHSP気質にとってけっこう重要なんだなぁと実感しました。

そんな感じで、

自分のできる範囲で「良いなー」と思うものをいろいろ試してみたのですが、中には続かなかったものや自分には合わないと思うものもあって、いろいろ学びがありました。

同じHSP気質でも、性格とか血液型によっても全然違ってくる面もあると思います。

例えば、O型とかA型の人は決められた順番でものごとをこなすのが上手だったり、わりとものごとを完璧にこなさないと気がすまないところがあったり、B型の場合は細かいことはあまり気にしないとか、型にハメられるのがちょっと苦手だったり、その時によって臨機応変に対応できる面もあったりしますよね。

(AB型はちょっと身近にいないのでよく知らなくてすみません!)

「自分に合う合わない」は本当に人それぞれなので、まずは「自分をよく知ること」が大事になってくると思います。

おすすめの「禅」の本

枡野俊明さんやドミニック・ローホーさんの本が好きでたくさん読みました!

お寺の修行僧さんの「たたみ1畳のスペースで、少しの食器と布団など少ない荷物だけで生活する」のがマジで羨ましいと真剣に思った。

1度それくらいシンプルにしてみたいなぁ。ムリだけど。

全部おすすめしたいところだけど、厳選してこれとか。

これは今でも定期的に読み返す本。

図書館で借りて読んでみて「手元に置いて何度も読み返したい!」と思ったものは本屋さんやブックオフなどで購入しました。

最近は、読んでもすぐ忘れちゃうんで^^;

電子書籍は便利ですが、わたしはどうもまだ紙の本の方が好きだったりもします。

(が、最近はKindleもちょっと使うようになってきました!読書用のタブレットが欲しいな…)

いろいろな本を読むことは、自分と向き合い自分を知れるチャンスでもあるので本当におすすめですよ♡

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今げんざいは、

2023年の現在はコロナ禍の辺りからまた生活がガラガラと崩れて振り出しに戻ってしまった感じなので、

今一度、「禅」の本を読み直して新たな気持ちで取り入れていきたいなぁと思っています。
20231205@negitoro.

(※この記事は2022年4月頃に書いていた記事をリライトしたものです)